ご挨拶
私達は、農家さんが使用できない食材から新しい価値を見出しています。
まず、農家さんが使用できない食材とはご存じでしょうか?
販売基準が設けられており、味は同じなのに形や大きさが違うだけで
捨てられる食材が沢山あるのが事実です!
なんと『年間612万トン』
まだ食べられる状態で廃棄されてしまっているのです。
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という事をおこなっています!
規格外とは?
実際に言葉は聞いたことあるし、何となく知ってるという方も
いらっしゃると思いますがどんな基準で規格外と判断されるのでしょう
下記の人参の様な人の脚みたいな野菜はSNS等で話題に
なった事もあるのでイメージはつきやすいと思います!
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規格外野菜とは、市場で定められた規格にあてはまらない野菜の事です。
野菜は市場で流通させるために
大きさにはS・M・L、形や品質や色にはA・B・Cという分類がされ
重量や傷の有無などの規格が存在し
規格に合わないものは規格外野菜として
味は規格品と変わらないにもかかわらず
そのほとんどが商品として出荷されずに廃棄処分されています。
市場が規格を設ける理由は、取り引きや流通をスムーズにする為です。
出荷や取り引きを簡素化して合理的に行うことで、
日によって産地が違う野菜も価格を統一して店頭に並べることができ
加えて、形が整ったきれいな野菜の方が選ばれやすいという
消費者のエゴも関係しているといいます。
また、規格外野菜を廃棄せずに流通量が増えると
その野菜自体の市場価値が下がってしまい
そうした問題から、農家の方は廃棄する選択をとっています。
ただ単に捨てるだけでなく、肥料にしたり土に還すなど
工夫をおこなっている農家さんも多い
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海外から学ぶ規格外商品の活用方法
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日本では、規格外の野菜果物は安く買えるという認識の人が
過半数いると思いますが
海外ではどう捉えられているのでしょうか、、、
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イギリスでは、規格外野菜をスーパーマーケットが積極的に並べ始めています。
安売り志向のスーパーでは、規格外野菜の詰め合わせを販売。中身を選ぶことはできませんが、たっぷりの野菜を安く手に入れることができます。
また高級志向なスーパーでも、規格外野菜が売り出されています。
高級志向なスーパーの場合、「環境問題を考える運動」の一環として
規格外野菜を宣伝。
そうすることで、特級や一般規格の野菜を買う余裕のある消費者層を取り込めると考えたようです。
規格外野菜は廃棄されずに消費され
販売する側は新たな顧客を得ることができる。規格外野菜が生産者と小売業と消費者をWIN-WINの関係につなげてくれた例です。
👩『スーパーのランクによって、販売方法を変える事により
ニーズに寄り添った販売ができると言う点が日本には無い
面白い部分だと感じました。』
アメリカでは「規格外野菜」を格安で販売し、自宅まで届けてくれるサービスがあります。
「Imperfect Produce(インパーフェクト・プロデュース)」は規格外野菜を農家から買い取り、スーパーで販売されている定価の30~50%引きした価格で販売しています。
生産者は規格外野菜を売ることができ、消費者は野菜を手頃な価格で手に入れられます。このサービスで消費者は、必要なものを選んで買うことも、中身がランダムなものを注文することもできるので、「買う・選ぶ楽しむ」もきちんと残されています。
👩『ただ単に、安く大量に販売するのでは無く、必要な物を選んで購入
できるという点で、家庭でも消費できず廃棄してしまうという
事が無くなるのが凄く良い点だと思いました。
そして単に購入するのでは無く、買う・選ぶ楽しみを感じる事ができ
自宅まで届けてくれる所に親切心を感じました。』
フランスの大手スーパー「カルフール」の事例はユニークです。
出荷する野菜のサイズに対する厳しい法律に「反した」規格外野菜だけを売る、ブラックマーケット(闇市)を演出しました。
厳しすぎる規格により生産物の97%が「違法」扱いになっている現状を知ったカルフールは、生産物に関する法律改正を請願するために、「違法」な野菜を売るブラックマーケットを開催、法律改正のための署名活動を行いました(なお、この活動は、EUの法律を改正するに至りました)。
👩『ブラックマーケット(闇市)って聞くだけで
ワクワクするのに、反した規格外野菜だけ売るという点も
面白いと思いましたが、スーパー側が農家に寄り添うスタイルが
一番温かみがあって良いなと感じました。』
まずは日本全国にある道の駅や直売所で販売されている事例です。
道の駅や直売所に行くと、規格外野菜が販売されているのを見ることができます。新鮮な野菜や地域ならではの特産品が安価に手に入ることから、すぐに売り切れてしまう人気商品になっていることも。
また有機野菜の通販「オイシックス」は、味も栄養価も変わらないのに廃棄される規格外野菜に着目し、規格外の商品を低価格で販売しています。
日本の大手スーパーも、規格外野菜の販売に動き始めています。例えば「規格外野菜シール」を貼った商品を販売したり、規格外野菜を使った加工食品などの商品化を進めるなどの事例があげられます。
👩『道の駅やスーパーでも売られているが、まだどこか
大々的に販売している様には思えない
日本にも、もっと農家さんの思いを考えられるサービスが
増える世の中になって欲しいなと、この記事を読んで思いました。』
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では、私たちはどの様に農家さんに寄り添っているのか
どんな規格外商品でも加工して新しい価値を見出しているの?
と思われる方もいると思いますが
果たして、TT and Fieldはどうでしょうか?
こだわり
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農家さんだったら誰でも良いのかはたまた規格外商品なら何でも良いのか、、
そうではありません。私達は、こだわりや熱意を持った農家さんと一緒に
商品の良さを改めて見出したいという
『こだわり』を私達自身も持っています。
まずは、この様な優秀な農家さんを見つけ出す所から
始めないといけないのです。
地域に潜む誰かを想い汗水流してこだわりを忘れず
食材を作っている農家さんを、、
私達は、このような方が埋もれない様にしていきたいのです。
私達もただ加工品を作るのでは無く、農家さんの想いや食材の自然の味。
食べてほしい顧客のイメージなどしっかり考えた上で何度も試作を繰り返し、食材を活かした無添加・無着色にこだわりを持って物販部長が一つずつ心を込めて手作りしています。
ここまでくると、農家さんの想いと私達の想い両方が混ざった商品が出来上がり
もちろん食材はこだわりの物を使っているので、味には自信はあります。
無添加・無着色なのでお子様にも安心して食べて頂けます!
今後
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TTandFieldでは、現在商品ラインナップは4商品となっているが
今後として、様々なラインナップをお届けしたいと思っています。
TTandFieldのファンになって頂いた皆様と新商品を作り上げたりなど
新たなチャレンジも行っていきたいと思ってます。
ただ、共感して購入頂くのでは無く
一緒に創り上げる事ができると、更に私達や農家さんの想いに
賛同頂けると思っています!
是非、皆様にもお力添え頂きたいと思っており
私達も、精一杯準備を進めていきます!
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(参考資料)
◯https://www.kaku-ichi.co.jp/media/tips/column/nonstandard-vegetables#outline__1
◯https://eleminist.com/article/1078
(参考画像、今回はフリー素材と自身で撮影した画像を使用)